ボーイスカウトについて

Q.ボーイスカウトって何ですか?

A.健全な青少年育成を目指した世界的な社会教育運動です。

世界共通のビジョン:Creating a Better World (より良き社会を創る)
目的:より良き社会人の育成

本連盟は、ボーイスカウトの組織を通じ、青少年がその自発活動により、自らの健康を築き、社会に奉仕できる能力と人生に役立つ技能を体得し、かつ、誠実、勇気、自信および国際愛と人道主義を把握し、実践できるよう教育することをもって教育の目的とします。

ボーイスカウトの教育が他の青少年団体と異なるところは、そのプログラムにあります。それは、「ちかい」と「おきて」の実践、班制教育、進歩制度、野外活動を取り入れていることです。


ボーイスカウトの教育では、どのようなときにも、どのような場でも、すべての活動が「ちかい」と「おきて」の実践を基盤において行われています。「ちかい」は、自分自身に対して誓うものであり、また、スカウトの「おきて」は毎日の生活のものさしとして自分の行動を律するものです。


◆どんなことを学ぶのか

生きる力

我々はよき社会人を育成するために、野外活動を提供しています。自然体験や外遊びを通して感性、自己肯定感、正義感、仲間意識などを養い、自らが自然の中で生活することで、仲間と協力することや、時間を守ること、助け合うことなど、生活する上で必要なことを学びます。小学1年生から学ぶことができます。上級生になれば、異年齢の5名程度のグループのリーダーを経験することで、リーダーシップも養うことができます。

学校で学ばないことを学ぶ

社会に出て必要なチームワークやリーダーシップ、人間関係を巧みに作り上げる方法を公式な授業として学校では学ばない。その結果、大人になっても、感情のやり取り、チームビルディング、リーダーシップ等に関する技術や知識が不十分なために、組織を効果的にマネジメントすることが難しいのです。

ボーイスカウトは班というグループで自発活動により、いろいろなことを学びます。特にグループでの協調性やリーダーシップ力に関するスキルを学ぶことができます。

一方で社会が求める人材として、感謝の心を養うことも大切にしています。「ちかい」「おきて」も実践を常に意識して、社会への奉仕活動も年間に数回は立てております。

チームワーク、リーダーシップ、PDCAのサイクルで

我々は、小学校5年生くらいから本格的に、子ども達で異年齢のチーム(班)を作ります。そのチームは、6名程度(中学3年生~小学5年生)の異年齢で構成され、訓練を受けた上級者が班長として、リーダーシップを学び、他のメンバーはそれぞれの役割に責任を持ち、グループワークを学びます。それを野外活動(特にキャンプ)にて、例えば、ご飯を食べるために、お米を洗う人、薪を拾ってくる人、薪で火起こしをする人、調理をする人など、班長の指示により、役割分担されて、それぞれに責任を持ちます。実際、キャンプ当日までには、班長会議があり、複数の班長が集まり、その月の集会を決め、実施します。班長訓練を実施した後の月末にキャンプを予定するのであれば、テントや炊具など班で使う備品を事前の班集会で用意したり、キャンプの献立を立てたり、キャンプ中に行うゲームやソングを決めたりと、準備や計画することを習得します。キャンプ期間中や終了後の次の班長会議では、それぞれの班での評価反省を行い、次のキャンプの改善のヒントを得て、学習する機会を与えられます。

失敗から多くの学びを得る

まだまだ、小学生、中学生です。大人のようには行かないことがたくさんあります。たくさんの失敗や未経験なために、間違ったことも発生します。そこから、いろいろな学びを得て、日々改善することを学習します。

◆いっしょに、野外活動を通して、学校では学ばないリーダーシップやグループワーク、コミュニケーション力を学びませんか。

◆自然体験を通して学びたい方、リーダーシップやグループワークを学びたい方、幼稚園年長から成人まで広く募集致します。

(高校生以上で小学生、中学生対象の野外活動のリーダーとして参加してみませんか)



<このホームページ上のスカウト運動に関する事項は、ボーイスカウト日本連盟ホームページ掲載「ボーイスカウト関係のホームページ開設」に沿って、日本ボーイスカウト兵庫連盟尼崎第26団 団委員長 黒田 茂(kuroda2.ama26@gmail.com)の責任のもとに掲載しています。>